第2回 壁や天井と同時に進む天井埋込形エアコンの工事
2008.09.09
今回のポイント
新築工事中の藤田様邸では、
「ホッとく〜る」の施工も建物の工事と同時進行。
ここでは、工事の進み具合に合わせ、
天井埋込形エアコン、床暖房、
それらを両方動かす室外ユニットと
進められる工事の様子を
アイテムごとにレポート。
今回は、エアコンの工事の模様です。
天井埋込形ダブルフローで
長方形の空間を上手にカバー
エアコン連動型の温水式床暖房「ホッとく〜る」が設置される1階は、
14畳のLDKと4.5畳の和室が縦長につながった間取り。
LDKと和室を仕切るふすまを開放し、
一つの大きな空間として使うシーンも多くなりそう。
このことが、エアコンの容量や設置位置にも影響してきます。
藤田様邸のエアコンについては
「LDKと和室の両方をカバーできるタイプを」と5.0kWタイプを選択。
冷房時には21畳まで対応できるので、
14畳+4.5畳のスペースも十分まかなえます。
また、「キッチンから全体が見通せるように」と、
選んだ天井埋込形でしたが、
縦長の空間を効率よく空調できるという点でも大正解。
部屋の中央近くに設置し、
両側に風の吹き出し口があるダブルフロータイプを選べば、
より効率よく風を行き渡らせることができるのです。
実は藤田様邸の和室には、
窓の上部にシャッターを収容する戸袋が取り付けられているのですが、
壁掛形エアコンを取り付けようとすると、
戸袋が壁から出るエアコン用配管の穴をふさいでしまいます。
工事上の制約からも、天井埋込形を選んだのは大正解というわけでした。
まずは天井に室内機を設置
天井埋込形エアコンの具体的な設置位置を決めるには、
使い勝手のよさのほか、天井裏の梁の位置や、
1階と2階の間の天井ふところの高さも重要です。
理由のひとつは、室外機への配管も天井裏を通すので、
梁がその邪魔にならないように室外機の位置を選ばなければならないこと。
もう一つは、天井裏にエアコンの室内機を収めて取り付けるため、
室内機の高さ分、天井ふところの高さも必要となるからです。
当初は北側の設置を予定していた室外機。
その場合、室内機からの配管は天井裏を南北に通ることになり、
東西に渡る1本の天井の梁を直行します。
しかし、この梁は住まいの構造を支える重要な部材のため、
穴をあけての配管などの加工はできません。
検討の結果、この梁と平行に配管できる、
東側に室外機を設置することになりました。
室外機の設置位置が決定し、次は室内機の取り付けとなりますが、
念のため、天井ふところの高さをチェック。
問題なく収まることを確認しました。
今回は天井板の貼り付け後に設置となったため、
まず、室内機の寸法に合わせて天井板をカット。
次に、本体を固定するための金具を天井裏に設置します。
そのあと、2人がかりで室内機を持ち上げ、一度仮止めしてから、
左右の高さや向きにブレがないか確認しながら固定していきます。
天井板をカットしエアコン本体を設置
配管の要注意ポイントは、傾斜と結露対策
室内機の取り付けが完了し、
次に配管作業へ移ります。
エアコンの配管は、冷媒配管が室外機への行き返りで2本、
水を排出するドレン配管が1本。
天井埋込形エアコンの設置では、これらを、天井裏を通し、
壁を伝わせて、屋外へと伸ばします。
とくに気を遣うのがドレン配管。
室内機側の接続口から排出された水が配管内に留まると、
不良などの原因となるので、
室内機側を高く、室外機側が低くなるように傾斜をつけて設置します。
また、天井裏を通す配管類はすべて、事前に断熱材でカバー。
これは、外気と配管の温度差で結露が配管の周りに生じるのを抑えるため。
エアコン本体と配管をつなげる
天井と同色のパネルで美しい仕上がりに
本体が取り付けられ、配管が済むと、
エアコンの化粧パネルの取り付けです。
この化粧パネルの取り付け作業は、
天井のクロスを貼り終わったあと。
まさに最後の仕上げです。
室内機本体に化粧パネルをネジ止めし、
ルーバー制御用の電気配線を接続、
最後にフィルターを取り付け、作業は完了です。
天井のクロスを貼り、
化粧パネル、フィルター、
フィルターカバーを取り付け完成
パネルのカラーはホワイトやブラウン、
木目の3色から選べますが、
スッキリ感を重視する藤田様ご夫妻が選んだのは
壁や天井と同色のホワイト。
凹凸も少ないデザインで周囲の雰囲気に溶け込み、
美しく仕上がりました。
エアコン工事の次のステップは屋外での作業。
室外機を設置し配管をつなぎ込みます。
この作業は次に行われる、
床暖房の敷設が終了してから。
温水配管をつなぐ時に同時に行われる予定です。
藤田様邸プロフィール

天井埋込形エアコンと温水
式床暖房でオール電化の
新築住宅を快適にしたい。
こだわり
- 快適な冷暖房
- 天井埋込形エアコン
- 室内の温度ムラの解消
| 製品: | ホッとく〜る (エアコン連動タイプ) |
| 設置: | 新築 |
| 家族: | ご夫婦とお子様 |
| 広さ: | 32u(約20畳) |
| 熱源: | 電気 |
| 住所: | 大阪府堺市 |
| 工事: | エース電機・ 城陽ダイキン空調 |
| 暖房: | ガス 電気(ヒートポンプ式) |
工事プロセス
- 現地調査・
打ち合わせ(約1日)
↓ - エアコン設置(約1日)
↓ - 床暖房パネル敷設・
床下配管工事・
床張り工事(約1日)
↓ - 室外ユニット設置工事・
完成・引渡し(約1日)
藤田様邸のレポート一覧
-
第4回 スッキリ感と自然な涼しさが来客の話題の的に2008.10.21 -
第3回 豊富な床暖房パネルでこだわりのキッチンにも対応2008.09.30 -
第2回 壁や天井と同時に進む天井埋込形エアコンの工事2008.09.09 -
第1回 新築LDKの心地よさを追求。夫妻のベストな選択とは?2008.07.24
-

井戸様邸 第1回 天井埋込形エアコン更新と床暖房で日照のないリビングを暖かく2008.11.14
藤田様邸 第4回 スッキリ感と自然な涼しさが来客の話題の的に2008.10.21
藤田様邸 第3回 豊富な床暖房パネルでこだわりのキッチンにも対応2008.09.30
藤田様邸 第2回 壁や天井と同時に進む天井埋込形エアコンの工事2008.09.09
西尾様邸 第4回 控えめ運転でもしっかり冷える高い冷房機能2008.08.25
西尾様邸 第3回 大工事にはなったけれど、仕上がりには大満足2008.08.22
西尾様邸 第2回 無垢の床材は使える?住まいの味を損なわないプランとは2008.07.31
藤田様邸 第1回 新築LDKの心地よさを追求。夫妻のベストな選択とは?2008.07.24
西尾様邸 第1回 お気に入りの広がり空間を暖かく2008.07.08
湯浅様邸 第3回 気心知れたリフォーム会社と専門スタッフの施工で安心2008.06.23
-


バリアフリーはそのまま
床材一体型でスピード施工
福岡県飯塚市 石井様邸
「7つの疑問」を
工事店チームが1日で解決!
「仮住まいが必要?」「床の段差は?」・・・
床暖房設置の不安や疑問をしっかり解決。
故郷イギリスの暖かさを再現
広いLDKをまるごと快適に
千葉県松戸市 ローガン様邸
欧米の家のように、
部屋全体を暖かく健康的に
日本で暮らして7年。家族が集うLDKを
暖めるために、温水式床暖房に注目。
ガス式床暖房からヒートポンプ式へ
大家族が集う空間を快適に
奈良県生駒市 湯浅様邸
古いガス式床暖房を
ヒートポンプで一新
9人家族に必需品となっているガス式床暖房
目立ち始めた不具合や電気代の問題とは・・・
エアコン連動タイプの温水式床暖房でこだわりの新築マイホーム
大阪府堺市 藤田様邸
新築LDKの心地よさを追求。
夫妻のベストな選択とは?
せっかくの新築だから、冷暖房設備も妥協したくない
そんなご夫婦が選んだのはヒートポンプ式温水床暖房でした。
エアコン連動の温水式床暖房で日照不足のLDKを一年中快適に
神奈川県川崎市 井戸様邸
天井埋込形エアコン更新と
床暖房で日照のないリビングを暖かく
購入した一戸建ての最大の悩みは日照りのない寒いリビング。床暖房で暖かく、健やかにくらしたい












